【早く走るための短距離フォーム】スタートが遅い・・・中学生が速く走るためのフォームはこの6つ

今回は早く走るための短距離フォームについてです。
中学生になっても足が遅い・・・
特にスタートですぐに出遅れる・・・
体育祭とかになるといつも足を引っ張ってしまう。
いつもビリ
などなど、足があまり速くない人は様々な悩みがあることでしょう。
【早く走るための短距離フォーム】中学生が速く走るためのフォームはこの6つ
ただ、正しいフォームさえ身につければ、足は必ず速くなります。もちろん、運動神経が抜群の方であれば、どんなフォームでもある程度はカバーできます。ですが、今後もどんどん足を速くしていきたいのであれば、速く走るための正しいフォームを身につけておいた方が絶対に効率的です。
この記事では初心者の方が特に取り組みやすい、足が速くなるため方法を記載していきますので、じっくりと読んでくださいね。
速く走るフォーム① 腕を速く振る
スタートを速く走るためには、腕の振り方が非常に重要です。試していただくとわかると思いますが、走る時に、足を速く動かすことより、腕を速く動かす事の方が簡単で、前に進む力も生みやすくなります。
速く走るためには、できる限り前に進む力を多く生み出さなければいけません。そのためには、腕を正しく、且つ速く強く振るということを意識していくことが大切なので覚えておきましょう!
では、速く走るための腕の振り方(フォーム)をご紹介していきます。
関連記事:抜かれる!?小学生高学年が100m走後半を速く走るための方法
力を入れるタイミングはここだけ
腕を振る時は、力を入れるタイミングが非常に重要です。そのタイミングが乱れてしまうと、変なところに力が入ってしまったりするので注意が必要です。そんなことを抑えるために、力を入れるタイミングをしっかりと体に染み付けておきたいところです。
腕に力を入れるポイントは後ろ腕を前へ移動させる際に、体を通過する直前から体を通過した直後までくらいのイメージです。
「気を付け」をした時に前腕を45度、後腕30度ほど広げた範囲くらいです。
腕を強く速く振るためには、後腕30度のところから力を入れ始め、体を通過して前腕が45度になったら力を抜く感じです。
この範囲に力を入れることにより無駄な力が入らず、前に進む力を生み出しやすくなります。
腕振りは、ボールを投げるかのように放り投げる感覚が必要です。力まないということは、手を抜くことではなく、余計な力を入れないことです。遠くにボールを投げる時、腕をしならすよう、放り投げますよね?間違っても棒のように扱ってはいけません。
まずはこちらの動画を参考にしてみてください。
動画で学びたい方は、こちらをどうぞ
関連動画:足が速くなる練習を動画で見る【YouTubeチャンネル ヒーローズスキルTV】
脇を締め、縦に振る
よく「脇を締めて、走りなさい!」と言われることが多いかと思いますが、なぜ脇を開けながら走ってはいけないのでしょうか?
それは腕を振った時に生み出した力を走りに伝えられないからです。
重い物を持つ際に体へ近づけた状態で持ち上げるのと、離れた状態で物を持つとでは重さの感じ方が異なるはずです。走る時も考え方は同じです。腕が体に近づいた状態で腕を振った(脇がしまっている状態)ほうが力が伝わりやすくなり速く走れるようになります。
加えて、腕を縦に振ることにより効率的な走りが実現し、速く走れるフォームへと変わっていきます。腕を縦に振るとは、進行方向にまっすぐに線を引いたとして、その線に沿って腕を振ることです。
腕を横に振りながら走ったり、脇が開いた状態で走ってしまうのは間違ったフォームなので気を付けましょう!
*より専門的な話になると、完全な縦ではないのですが、初心者の方はまずは縦に腕を振れるようになってください。実際に特に女性の選手は、腕を横振りで走る人が多いです。その人の性別、骨格、得手不得手など、様々な観点から指導の現場では判断しています。
トッププロの走り方を見てみると正しいフォームで走っているので参考になるはずです。
腕の振り方についてはこちらに「短距離走を速く走るために注意したい腕振りの3つのポイント」をお読みください。
力みすぎない
前提条件として、「力み」は人それぞれ押えるべきポイントが異なるということをまず始めに覚えておきましょう。力みが全くない方は、しっかりと力みながら腕を振れるようになることで速く走るための力を生み出すことはできます。
また、力み過ぎてしまう方は無駄な力が入ってしまい、ぎこちない走り方や柔軟な体の使い方をできなくなっているので、力を抜く必要があります。
まずは、自分が走る時に、
- 力み過ぎてしまうタイプ
- 力が抜けてしまっているタイプ
なのかを把握しておく必要があります。
速く走るためには、様々なスキルやテクニックも必要になってきますが、自分の状態(フォームの特徴)を知っておくことが非常に重要です。なので、この記事を良い機会として、自分のフォームをビデオを撮るなど、自分の走るフォームをチェックしてみてください。
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【これだけ!!】速く走るためのフォームはたったこの6つ(2/3)>>