「足が遅い」の原因は!?肩甲骨と股関節で悩みが解決する?
自分は「足が遅いからダメだ」なんて持っていませんか?
もうそんな心配をする必要はありません。足が速くなるためには重要なポイントがあります。今回は、その重要なポイントを徹底解説していこうと思います。
足は誰でも速くなるの?
「子どもの頃から足が遅く、ランニングをはじめたけれどやっぱり遅い……」
そんな風に自分の足の遅さに辟易していませんか?実は、それただの思い込みです!
足の速さは自分の努力しだいで、今からでも十分変わります。そして、足を早くする知られざる正攻法があるのです。それでは、どうすれば足が速くなるのか順にそってご紹介したいと思います。
【POINT①】足を速くする目的をハッキリさせる
ただ漠然と「足が速くなりたい」ではなく、「○秒速くなりたい」「自己ベストを更新したい」という風に自分が足を早くしたい目的をハッキリと言葉にしましょう。
具体的な目的を立てることで、目的への最短ルートが決まります。
目的を決める際には、以下のようなこと参考にしてみてくださいね!
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- フォームを○○さんみたいにする
- タイムを○○秒伸ばす
- ○○大会に出場する!
など……
事前に「足を速くする」具体的な目的を決めることで、自分が走ることのイメージをしっかりと脳に植え付けられるので、普段の練習――走り込みの段階でもトレーングの効果が上がるだけでなく。
無理な運動計画を立てずに済むので、怪我のリスクを軽減させることにもつながります。
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足が速くなるための"3つの重要なポイント"
足を速くするための【POINT①】がわかったら、次は足を速くするための具体的な方法です。適切な腕の振り方や、適切な足の上げ方下げ方、そしてそれら両方を合わせることで、走るスピードが速くなりますよ!
【POINT②】肩甲骨を使ったフォームで足を速くする!
足を速くするためには、適切なフォームを維持することが大切です。
「腕」の力を抜いて若干斜めに振る
腕に力を入れて腕を真っすぐに振るのは、実は間違った方法です。
正しくは、腕の力を抜き、身体の前面に少し掌が出るように肘を曲げ、両腕の指と指が当たるくらい斜めに振るようにしましょう。
縦に振り過ぎることは、常に気を付けの姿勢を維持していることと同じことです。気を付けって、疲れませんか?
「肩」の力を抜き、手首が腰の位置になるようにする
肩に力が入りすぎると、無駄に体力を使いすぎてしまいます。
理想としては、肩の力を抜き、腕を抱え過ぎずに手首を腰の位置で振るくらいが丁度よい走り方になります。
肩に力が入ると首が短く見えますよね?つまり手首の位置も自然と上がってしまいます。
「肘」は曲げ伸ばしせず、肩甲骨を意識して振る
アナタのフォーム、肘が伸びてカッコ悪くなっていませんか?
腕を後ろに振る時に、肘が伸びてしまうのは、腕振りではなくただの肘の曲げ伸ばしです。
肘の曲げ伸ばしでは、身体を前に進ませる推進力を得ることが出来ないので、腕振りは肘や肩ではなく肩甲骨を意識して腕を振ることが重要です。
初期段階としては、肘を後ろにする意識が丁度よいです。
少しずつ上級レベルに上げてきましょう。
【POINT③】股関節を使って、キレイな足音を意識して走ろう!
アナタの走っている時の足音、リズミカルに優しく弾くような「パンパン、トントン」という音がしていますか?もしも「ドスドス、どんどん」という重たい鈍い足音だったら、アナタの走り方は足の運びは間違っているかも知れません!
足を速くするための理想的な走り方は、股関節を大きく開いて、優しく足をつくという走り方です。
速く走るために、足の回転数を増やすことをついつい意識してしまいますが、ただ回転数が多いだけでは、回転が速いだけで前に進まない走り方になってしまい、走る効率が非常に悪い!
足の関節の中で、一番大きな関節である股関節をダイナミックに使いつつ、足の回転数を増やすことで、走る効率が上がり、走るスピードが速くなるのです。
【POINT④】肩甲骨と股関節を合わせてリズミカルに走ろう!
上半身の使い方、下半身の使い方のコツが分かっても、それぞれがバラバラな連動性のない動きをしていたら何の意味もありません!
脳、上半身、下半身がすべてリンクし、それぞれの身体のリズムがぴったりと合うことこそが、足を速くするための大切なポイントです。
例えば、足を地面に着く→足を引き上げる→腕を後方に振る→腕を前方に振るという一連の動作がすべてバラバラだと、力が無駄に入るだけでなく、入った力も分散してしまうため、走るスピードが遅くなってしまいます。
しかし、足を地面に着く→足を引き上げる→腕を後方に振る→腕を前方に振るという一連の動作がリズミカルにリンクすると、走行性能が効率化し、走るためのパワーが逃げないから、走るスピードが速くなるのです!
簡単言うと、全ての動きはワンテンポでできると良いということです。
ただ、残念ながら上半身、下半身の動きをリンクさせるのは、カンタンなことではありません。
上半身、下半身の動きをリンクさせるには"体幹"を鍛えるべき!
上半身、下半身の動きをリンクさせるためには、上半身と下半身のつなぎ目である体幹部を鍛える必要があります。体幹部が鍛えられていないと、上半身と下半身の力がこんにゃくのような体幹部で分散されてしまい、力が外へ逃げてしまうのです。
逆に体幹部をきちんと鍛えていれば、上半身と下半身の力を効率よく使って、走ることが出来るようになるだけでなく。腕も足も体幹部で扱えるようになり、より走行効率が高め、走るスピードを飛躍的に高めることが出来るのです!
一流であればあるほど、全ての動きをおへそに近い部分で動かす意識を持っています。
ただし、「足を体幹で上げる」「腕を体幹で振る」というのはカンタンなことではありません。体幹を今すぐ鍛え上げるのは無理なので、まずは体幹部を意識することから、始めてみましょう!
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【まとめ】「腕は肩甲骨でふる」「足は股関節で上げ下げする」「体幹で両方を合わせる」
当たり前ですが、私たちの身体は骨格や筋肉というレベルでは、身体はすべてつながっています。
でも、つながっている身体をそれぞれリンクさせるためには技術と意識が必要です。
ご紹介した方法をする上で大切なのは、上半身、下半身をそれぞれ意識すること。「腕は肩甲骨でふる」「足は股関節で上げ下げする」ということを意識しつつ、ある程度それぞれの動きが様になってきたら、2つの動きがリンクするように「体幹で両方を合わせる」ということも意識するようにしてください。
上半身、下半身が正しく動き、両方の力がリンクされることで、走るスピードは確実に速くなる!
「私は足が遅いから……」と足の速さを諦めていた方は、ご紹介した方法を実践して、理想のタイムへ近づけてくださいね。
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