かけっこで1番確定!目が点の足が速くなるコツとは⁈

2019年5月23日

③ブレブレぐにゃぐにゃ走り 

【オススメのトレーニングメニュー】 

アームスウィング(ドリル) 

片足立ち入れかえ(ドリル) 

片足軸スウィング(体操) 

連続伸脚(体操) 

 

所要期間(足が速くなるまでの期間) 3ヶ月~6ヶ月

  • アームスウィングは、腕を振る練習で、様々な姿勢で練習します。この練習の目的は、腕を速く振るためなのですが、ここではその意味合いよりも、勢いある腕振りに重心を振り回されない強さとバランス力をつくることが一番の目的です。振り方も無駄な力を入れず、適切な場所で振れるようになれば、重心のブレも抑えられるよになってきます。やり方は、立位で足を骨盤幅にします。つま先に体重をかけ、踵は浮かせません。お尻を少し後ろに引き、頭を前に出します。上から足を覗き込める位置が丁度よいです。その姿勢をキープしたまま、ゆっくり腕を交互に振りましょう。慣れてきたら、細かくて良いので全力で振りましょう。最終的には、大きく速く全力で振れるように練習してきましょう。様々な姿勢で練習すれば、効果も上がりますので、色々試してみましょう。注意する点は、お腹に力を入れ、頭をできる限り止めることです。腕振りの力に負けないようにしましょう。一日10秒×5セットやりましょう。

 

  • 片足立ち入れかえは、その場で足を素早く入れかえ、バランスをとる練習です。まずは、速く走るための基本である、足の上げ方を覚えてください。片足を上げ、膝から下の力を抜きましょう。股関節の角度、膝の角度、足首の角度を約90度に保ちます。特に膝の角度が重要で、足を膝で上げようとすると、膝の角度が狭くなります。子供にはまだ難しいと思いますが、足は股関節で上げる意識が必要なので、できる範囲で意識してみてください。軸足は、膝を真っすぐに伸ばし、姿勢は先ほどの腕振り練習と同じく、お尻を引き頭が前にでる姿勢を維持しましょう。きれいな片足立ちができたら、逆足に一瞬で入れかえます。この時、ぐらつかないようにしましょう。慣れてきたら、軽く跳んで足がついた瞬間に入れかえられるようにしましょう。最初の内は、足がついた後に、逆足が上がってくると思います。一日10回入れかえ×5セットやりましょう。

 

  • 片足軸スウィングは、専門用語でワンレッグデッドリフトといい、片足でバランスとりながら、足を最大限に後ろと最大限に前の運動をします。このタイプの子供は、バランスを取ることが苦手なため、不安定な状況で力を発揮することを覚える必要があります。やり方は、きれいな片足立ち姿勢から、ゆっくり身体を倒し、足を最大限に後ろに下げます。この時、頭から腰、腰から足首が真っすぐになるようにします。お尻は縦にならずに、水平を保ちます。膝は少し曲がってもよいので、腿の裏がストレッチされているようにしてください。腕は、真っすぐ下げ、脱力してください。水平の姿勢を2秒ほど保ったら、また元の姿勢にゆっくり戻します。片足立ちの姿勢に戻ったら、足を真下に下し、足を入れかえます。これで一回です、後は繰り返しです。注意点は、お腹に力をいれ、バランスをとることです。初めの内は、足首や膝でバランスをとっても良いので、とにかくぐらつかないように頑張りましょう。一日10歩×5セットやりましょう。

 

  • 連続伸脚は、体育レベルの伸脚ではなく、本来の伸脚であるべき姿と私は考えています。まずは、俗にいう肩入れの姿勢を作ります。足を肩幅の2倍ほどに開き、つま先を斜め横にして立ちます。腰を落とし、膝を外向きに曲げます。膝近くに手を置き、膝をお尻側に押すように腰を下げ、肩を内側に入れます。右側、左側と両方やりましょう。この時腰が丸まらないように気を付けましょう。次に足首を握り、横に揺れます。そのまま伸脚できれば、かなり柔らかい人です。伸脚で重要ことは、背中を伸ばし腰が入った状態でできるかどうか、膝を内側に入れず外に向けたままできるかどうかです。身体の硬い子供は、伸脚を適当にやるので、ほぼ意味がありません。正しい伸脚のやり方を今一度覚えましょう。一日5往復×5セットやりましょう。背中が丸まったり、膝が外を向いた時点で、形が崩れていますので、正しい姿勢を崩さない程度の深さでやりましょう。出来ない人は、まずは肩入れから始めましょう。

もっと詳しく動画を見たい方は、ヒーローズスキルHPでご覧ください。(メニュー練習動画から)

ヒーローズスキルブログをお読みの方の80%がお読みになる記事ですので、必ずご覧ください。

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まとめ

足が速くなるコツは、原因を明確にして正しい練習をすることです。外で走ってばかりでは、足は速くなりません。正しい走り方であれば、それなりに速くはなりますが、それでも走りだけではなく、もっと総合的に考えた練習をする必要があります。

なかなか難しいとは思いますが、まずはあれこれ考えずに、この記事にある練習を沢山やってみてください。

上手にできるようになった頃、目の前の景色が変わっているかもしれません。