かけっこで1番確定!目が点の足が速くなるコツとは⁈

2019年5月23日

足が遅い人の特徴

次に足の遅い方の特徴です。当てはまる点があるかをチェックしてみてください。その後に、様々な対策方法を用意してありますのでじっくりと読んでいきましょう。

 

一歩の歩幅が小さい 

足の遅い子供は、一歩当たりの進みが弱い、つまり思うように前に進めないということです。走った時の方が歩いた時よりも歩幅が狭いなんてこともあります。

教師歴10年以上を振り返っても、かなり多くの子供がその現象に悩まされています。

一歩の歩幅が小さい原因 

地面に力が伝わらず、その場で足踏みをしてジタバタしているからです。歩く時は、一歩一歩しっかり歩くことができても、いざ走るとただジタバタしているだけで、その場を蹴っているだけということが大きな原因です。

走ると焦りや力みが邪魔をしてしまい、地面をひっかいてしまいます。ひっかくという動作は、後ろに滑っている印象が近いので、分かりやすいかと思います。

氷の上では、前に進みませんよね?砂の上でも焦っていては、同じです。

または、過度に柔軟性が低いと、足を大きく前に出すことが困難になるため、一歩を小さくなっている可能性もあります。ただ、小学生低学年にはあまり見られず、高学年あたりからはその現象が強く出てきます。

足の回転が遅い 

足の遅い子供は、外から見て本木で走っているのか?と思うくらい、足の回転が遅いです。

指導する立場からすると、本気で走っているのに、なかなか指摘できませんが、実際本気で走っているのに、回転を上げることができません。

真面目だとか不真面目とかではなく、速く動かしたくても動かすことが出来ないのです。

足の回転が遅い原因

腕振りがしっかり振れていなかったり、体幹部の力が弱いと足を速く動かすことができません。

腕振りは、意識的に振るもので、何となく動いているものでもありません。上級者になると、腕を腕で振るよりも、身体の使い方の中で無意識で振るため、腕をしっかり振るという意識は多くはないです。

腕を何となく振っている子供は身体と一緒に腕が振り回されて動いている印象になるため、腕振りの効果はありません。意識的に腕振りと足を使うことで、相互に左右し合い、お互いの回転を高めることに繋がるのです。

[talk words="風車を想像してください。小さい風車なら、弱い柱でも支えられるかもしれませんが、それが大きく重く、そして速く動くものなら、強い柱でなくては折れてプロペラは遠くに飛んで行ってしまうでしょう。なので、強い体幹が必要なのです。" avatarimg="https://herosskill-run.com/wp-content/uploads/2017/09/DSC_5545.jpg"]

姿勢が保てず、軸が曲がっている 

足の遅い子供は、走ると身体が前後左右にぶれたり、頭の位置が一定にならなかったり、背中が丸くなったりと、身体の軸が不安定で曲がっています。

曲がるということは、力の伝わり方が悪くなるとお考えください。

 

軸が曲がってしまう原因 

体幹部が弱く、力強い腕振りや勢いある足の振りに身体が振り回されてしまうから 柔軟性が低い 過度な力み 姿勢が保てない原因は、様々なケースがあります。チェックしてみないと難しですが、考えていきますので、どれに当てはまるか考えながらお読みください。原因は、単純に体幹部の筋力が弱いということなのですが、筋力と言っても、最低限必要な筋力は、人により違い、その人の身長体重、腕の振る強さ、スピードの速さ、柔軟性の高さ、など原因は様々です。分かりやすく、野球のバットを振る例で考えてみます。人は、腕の長さも足の長さも、体重も違います。もし1000gのバットがあり、長さが短いものと長いもの、振り回した場合、どちらが大変か?同じ重さ長さのバッドをゆっくり振った場合と軽く振った場合、どちらが大変か?答えは、長いものと速い場合の方が、負荷が強いと言えます。そのように腕の長さや腕の振るスピードにより、必要な体幹力は異なります。理想は、どんなに長いものを強く速く振っても、ぶれない体幹力だということです。それ以外にも柔軟性が低く、関節可動域が不足しているケースもあります。例えば腕を振る場合、後ろに大きく振った時、楽に腕を後ろまで上げられる人と、肩や胸、肩甲骨が硬く、後ろに上げられない人では、どちらが楽に腕を振ることができるでしょうか?イメージとしては、硬いゴムを強引に引き伸ばした場合と柔らかいゴムを力みなく引き伸ばした時の比較です。張力は同じと考えれば、柔らかい方が効率的です。腕を全力で振った時と考えれば、身体が硬い場合、これ以上振れないところまで振っても、姿勢が保てず、体幹部が折れ曲がってしまいます。

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