股関節が柔らかくなる体操シリーズ29.横バンザイ体操

2020年3月3日

今回の足が速くなる体操は、「横バンザイ体操」です。

前回は「後バンザイ体操」を学んでいきました。後ろバンザイ体操は上半身の前後の動きでしたが、今回は横の動きとなります。

単純に、前後の動きが横になるだけなのですが、方向が変わるだけでも体操の感触はかなり異なったものになります。

慣れるまではゆっくり確実に動きをマスターできるようにしましょう。

今日も動画と記事を参考に、頑張っていきましょう。

動画は、一番下にあります。

横バンザイ体操のコツ

・足を骨盤の広さに開く(肩幅より少し狭く)

・そのまま力を抜いてリラックスした状態で、手を肩の力で真横に上げていく

・だらっと下がった手先と肘が90°の角度になるくらいまで上げる

・上げきったところで力を抜き、そのまま下ろし腕をクロスさせる

・クロスさせる順番は左右交互でOK

・肩周りの動きがスムーズになる体操であることを意識

横バンザイ体操の注意点

・コツが掴めてきたら、後バンザイ体操と同様、「くの字」になる

・「くの字」になるには、骨盤を軸に上半身を曲げることを忘れずに

・手先と膝の距離を意識する(動画の距離感を保てない場合は姿勢が悪いので正してから行う)

・肘が胴体に対してまっすぐ上がっているかをイメージする

・まっすぐ上がっていない場合、胴体の中心から動けていないので、意識して補正する

・腕を上げて引き寄せたら、直後に力を抜いてだらっとクロスさせるのがポイント

・ぐっと腕を上げた後に力をしっかり抜いて「自然に落ちてくる」感覚が重要

・上げた力を緩めると下がる、下げた反動でまた上がる、この繰り返しを強く意識する

Hero's Skill
ポイントは、ミゾオチをつかうことです。上手に使うことができれば、肘は垂直方向にあがります。肘や肩に余計な力が入ってしまうと、肘を後ろに引いてしまったり、手首が前に出てしまったりします。肩と肘と手首が、上から見ても、横から見ても、同じラインにくることを目指しましょう。

歩きながらやってみよう!まとめ

今回も歩きながら行う体操ではないので、立った状態と「くの字」状態での2パターンでしっかり横バンザイができているかをチェックしていきましょう。

そしてそれらに慣れてきたら、骨盤で反動を付けて行う体操にもトライしてみましょう。

最初は腕に力が入りすぎてしまうかもしれません。

あくまで上げるときに一瞬力が入るだけで、あとは自動的に反動で動かすことを意識しましょう。

連続で行うにはやはり慣れが必要です。

うまくできるまで、反復練習を繰り返しましょう。

頑張りましょう。

ヒーローズスキルブログをご覧の方の80%がご覧になる記事ですので、必ずお読みください。
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