要注意!?親が辞めさせたくなるかけっこ教室の特徴とは

2019年5月23日

かけっこ教室で本当に教わるべき事とは

基本的なかけっこ教室の意義は、しっかりとした走り方を学ぶことです。

足が速くなるためには、沢山走れば良いといった考え方が、まだまだ残っています。

確かに走れば足は速くなります。

ただそれは、走ることで筋力が強化されたからに過ぎません。

その走り方が適切であれば、それもまだ良いことですが、もし適切でない走り方で闇雲に走っていた場合、不必要に身体を酷使し、将来の伸びしろを失う危険性があります。

兎にも角にも、しっかりと学ぶことが大切だということです。

習い事の大前提であることを忘れてはいけません。

ですが、かけっこ教室に限らず、この当たり前のことを実現できていない習い事は沢山あります。

いつも誰かしゃべっていたり、笑顔ばかりで、真剣な表情もない、これが習い事と言えるのでしょうか?

関連記事:短距離走を速く走るために注意したい腕振りの3つのポイント
関連記事:【これだけ!!】速く走るためのフォームはたったこの6つ

※習い事が楽しければ良いとお考えの方は、ご覧頂かない方がよい内容です。

楽しみたいと学びたいは、相互関係にあるべきですが、遊びたいはもはや習い事ではありません。

集団の習い事は、集団行動も学ばなくてはなりません。

整列、挨拶、礼儀作法、優しさ、厳しさ、敬い、指導者が教えるべき内容です。

学校ではないんだからと思われるのであれば、教室ではなく、仲間内で走り回って遊ぶべきです。

真剣に習おうとしている子供や親がかわいそうなのです。

私は実際に指導現場で多くのかけっこ教室を見かけます。

上級生が下級生に『早くしろ』とか、『お前足遅いね』とか笑う場面、タイムを計測する時に誰も並んでいないで石を蹴っ飛ばして遊ぶ場面、指導者の指摘を笑ってごまかす場面、残念で仕方ありません。

かけっこ教室には、走ることだけではなく、多くのことを学ぶチャンスがあります。

そのチャンスを無駄にしてほしくありません。

上記のことは、かけっこ教室を選ぶ上で特に注意していただきたい内容です。

私は、学ぶ環境で悲しい思いをする、子供や親を見たくありません。

楽しいは当たり前、そこに真剣な思いがなければ、やる価値はない。

子供の一度しかない貴重な時間を無駄にしないでください。

かけっこ教室の料金相場と時間

かけっこ教室は、月額固定制と1回制があります。

月額固定制では、月に何回来ても8000円、1回制の場合は、一回2000円が相場です。

やればやるほど月謝制がお得になります。練習時間は、60分がほとんどです。

a.相場

1回制では、2000円が相場です。

2000円で足が速くなれる可能性があるなら、安いのではないでしょうか。

どの団体も金額にあまり差はありませんが、内容は驚くほど変わってきます。

かなり安価で体験を受けられますので、必ず一度体験をしてから、どの団体に入会、もしくは定期的に参加するか決めた方が無難です。

指導者との相性、男女比、練習量など、かけっこ教室を選ぶ注意点を忘れないようにしてください。

b.時間

かけっこ教室の練習時間は、60分がほとんどです。

内訳は、皆でジョギングして、体操して、走る練習して、タイム取って、リレーをする、こんなイメージです。

子供の集中力は、60分でもギリギリ持たないくらいなので、丁度よい時間です。

一回の練習時間が、これより長い団体は、より専門的な内容を学べる可能性があります。

ヒーローズスキルブログをご覧の方の80%がご覧になる記事ですので、必ずお読みください。
関連記事:圧倒的に足が速くなる方法

まとめ

かけっこ教室は、足を速くするための習い事です。

しっかり学ぶことができれば、成果も出すことが可能です。

ただ、選ぶ団体により、後悔することもあるので、事前に体験をしてから、ご自身に合ったかけっこ教室を探してみてください。

体験しなくても、開催場所に赴き、細かくチェックしてください。

指導者のふるまい方、統率力、子供の質など、最低でも4回はみてください。

子供は教室次第で、肉体的にも精神的にも、大きく成長の方向が変わります。

まさに、ターニングポイントなのです。