陸上クラブを探している人必見!知っておきたい怖い実話5選

2019年5月23日

 

陸上クラブの実話3

小学生で全国優勝、中学でもTOPに君臨、高校で怪我になき実績を残せず。

早期にトップになると、努力の経緯を知らずに育ってしまう可能性があります。中学時には、何で努力しなくてはならないのか?と練習を拒否する状態。

 

才能というものは恐ろしく強く、特に練習する訳でもなく、小学生でも中学生でもTOPにいられてしまうのです。

一見羨ましいことなのですが、どうすれば上に行けるのか?と考えて成長することの方がより大切な経験です。

中学生までは、才能でもどうにかなります。

ですが、高校から身体能力だけではなく、技術的な要素を必要とするため、努力なくして上に行くことはできません。

小学生で運動の楽しさ、やりたいことを想像し、中学生で楽しみながら専門性を磨き、高校生で全力で頑張る、この流れが子供の成長段階に適しています。

 

頑張っていけない訳ではなく、年齢によって、取り組む練習を変えることが重要です。

小学生で走って、中学生でもっと走って、高校生でとてつもなく走って。。。

こんなやり方で、モチベーションや精神が保てるはずがありません。

 

陸上クラブの実話4

中学では、県TOPのスピード派。高校ではスピードが伸び悩み、逃げるように400mに転向。もちろん甘くはなく実績を残せず。

 

中学時に走り込み度合いが多いほど、高校では苦戦するかもしれません。

理由として考えられることは、技術を学び、大きな動きを会得する練習をせずに、走り込みのみで強くなろうとしたことです。

忘れてはいけないことは、走り込むということは、足の筋トレです。

足は強くなりますが、効率の悪いフォームでは足ばかり太く重くなり、かえって遅くなることは珍しいことではありません。

 

中学時からスピードが上がらなければ、おのずと200m、400mと距離を伸ばすことになります。

ですが、そんなに甘くはありません。

100mは中学生までなら、力で勝負できますが、高校からは厳しくなります。

200m、400mは、いかに効率よく力みなく大きく走る必要があるため、今まで力に頼った走り方をしてきたつけが回ってきます。

 

陸上クラブの実話5

小学生の長距離専門クラブに所属し、常に上位にいたが、中学生になってもタイムは変わらず。下から上がってきたライバルに、どんどん抜かされていく。

 

非常に多いケースです。

小学生の内に、沢山走りすぎてしまうと、中学生から走り始めた人のようにタイムは上がりません。

小学生で走り込みを始めれば、その数か月後に、一時的な急成長をむかえます。(この時は、周りより強くなり気持ちはいいです。)

中学生で陸上を始め、走り込みを始めれば、同じように急激な成長をむかえます。

これは、慣れたことにより、適応をという意味で急成長をしただけです。

 

このまま走り続けても、いつか頭打ちします。

そうならないために、走るだけではなく、自分の弱点を探し、克服する練習が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この実話を皆さんのフィードバックにしてください。

必ず役に立つはずです。

 

私の所には、多くの子供たちがきますが、走る量が多いほど、足が動きづらくなる傾向です。

せめて走った分だけ、身体のケアをしてあげましょう。

 

親の皆さんへ一言

頑張ったことを褒めるだけではなく、頑張りすぎることのリスクを忘れないでください。

小学生中学生は、まだまだ通過点です。

なかなか当人には、理解できない部分ではありますが、勝っている人ほど要注意であると考えられるかが競技人生の分かれ道です。

もしうちの子は強いから大丈夫とガンガン走ってばかりいると・・・

そこを忘れなければ、更なる飛躍があるでしょう。

陰ながら応援しています。