股関節が柔らかくなる体操シリーズ30.グルグル体操
今回の足が速くなる体操は、「グルグル体操」です。
「後バンザイ体操」、「横バンザイ体操」に引き続き上半身の体操となります。
その名の通り、腕をグルグル回す体操ですが、表面だけ捉えるとトレーニング効果が得られません。
動画と記事を利用して正しい体操の趣旨を理解して進めていきましょう。
見た目以上に体の柔軟性が高まり、温まる体操です。
今回で体操シリーズはラストです。合計30もの体操を積み重ねてきました。
最後とは言え今日も積み重ねの1つ、いつも通り頑張っていきましょう。
動画は、一番下にあります。
グルグル体操のコツ
・足を骨盤の幅に広げる(肩幅より少し狭く)
・腕を前後にグルグル大きく回す
・実際に大きく回すのは腕だが、胴体の中心が一番大きく回っているイメージを持つ
・逆に一番小さくまわす方法は「手首を回すこと」と考えるとわかりやすい
・手首→肘→肩→背中→胴体の順で大きくなっていくが、最後の「胴体」を回すことを意識する
・立った状態で慣れてきたら、骨盤を中心として前傾姿勢になる「くの字」の状態でトライしてみる
グルグル体操の注意点
・まずは立った状態から胴体の中心をうまく回せるように
・くの字になった時も基本は変わらず、ミゾオチのあたりを意識しながら胴体ごと回すイメージを持つとわかりやすい
・慣れるまでミゾオチに手を当ててみて、左右両方ともしっかり回っているかをチェック
・ミゾオチ中心にしっかり回せている場合、横腹が激しく揺れ負荷がかかっていることを実感できる
・ミゾオチ周辺の肋骨が動いているれば上手くいっている証拠
歩きながらやってみよう!まとめ
今回の体操も歩きながらはやりませんので、立った状態→くの字の状態で進めていきましょう。
立った状態でも意識するのはミゾオチ。手や指を当ててみて、しっかり回っていることを確認。左右交互にゆっくり試してみましょう。
慣れてきたら、ミゾオチから手を離し連続して左右とも回し、徐々に速くしていきましょう。
「腕を回している感覚はほぼゼロで、胴体を振っているだけ」という感覚に慣れたら合格点。
走るだけでなく、投げる競技の人もこの感覚を持つことは重要です。
手投げになってしまうのではなく、体の中心が手の先まで、足の先まで繋がっていることを意識できるかは身体を効率的に使うことに関係してきます。
上記ができるようになったら「くの字」にトライしましょう。もちろん要領は一緒です。
最後の体操となりました。復習も大事ですから、今回の体操も含め見直してみましょう。
全てマスターすれば知らないうちに柔軟性が高まっていますよ。
頑張っていきましょう。
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