足が速くなる体操教室〔室内〕

2022年12月12日

体操で足が速くなるのか?

体操と言われても、すぐに足が速くなることと結びつく方は少ないでしょう。

ですが、身体の使い方を覚えなくては、効率的に足を速くすることができないことは、紛れもない事実です。

ヒーローズスキルで開催される【足が速くなる体操教室】では、スポーツにおける柔軟性、体幹の強さ、大きく身体を扱う技術、良い姿勢の作り方、を学ぶことで、結果的に足が速くなることを狙いとしています。

現代の子供の課題

私は、数千人の子供の指導に関わってきましたが、とにかく身体が硬いことが問題だと考えています。

どんな体育でもできるのに、マット運動だけはできない、といった子供も沢山います。

また姿勢の悪さも、非常に問題となっていて、走るフォームと正しい姿勢は密接な関係となっています。

走る形が悪いのに、学校体育や課外活動で走ってばかりいると、身体はどんどん硬くなっていく傾向にあります。

腑に落ちる方は、今すぐ練習後のストレッチ、お風呂上がりのマッサージを実践してみてください。

※ウォームアップやクールダウンに時間を割かない団体が非常に多いです。時間に制限があったりと色々問題がありますが、そのような場合は必ず自主的に取り組んでください。

足が速くなる体操の特徴

走りが大きくなる

走ることを例に考えると、身体が硬いということは、ストライド(簡単に言うと歩幅)や無駄な力みに影響が出ています。

足が上げにくい、足を出しにくい、といったこと以外にも、内股になったり、がに股になったり、と良いことはありません。

では、どこを柔らかくすれば良いのか?

それは、骨盤と肩甲骨です。

足が速くなる体操の内容は、スポーツに必要な骨盤と肩甲骨の柔軟性を向上させます。

身体の軸を強くする

簡単に言うと、力が発揮しやすいような姿勢を維持できるようになるということです。

例えば、重たいものを押したいときに、背中が丸まっている状態で力強く押すことがでますか?

背筋を伸ばし、腰を入れることでより下半身を使えるようになり、強い力を発揮できます。

走る時も同じで、簡単に背中が丸まったり、膝がつぶれたりしていては、効率よく前に進むことはできません。

また、片足でのバランスや左右に押されたときに、簡単に動いてしまっては、球技スポーツでの活躍は難しくなっていきます。

身体の軸が、前後左右に動きやすいということは、無駄が生じるということです。

身体を体幹で動かす技術

足を足で扱う、腕を腕で扱っているうちは、中々大きな動きをすることはできません。

ざっくり言ってしまうと、全てお腹で行います。

足もお腹で上げる、腕もお腹で振る、お辞儀はお腹から、万歳するのもお腹から、このような感覚を身に付けることが大切です。

足が速くなる体操教室では、身体の扱い方まで学ぶことが出来ます。

柔らかく、強く、意識を変える、この3つが重要です。

この3つの要素を手に入れることで

将来性を引き上げます。

引き上がる将来性とは

怪我が少なくなるということ

怪我は、将来性を摘んでしまう最も大きな要因です。

怪我にも色々種類がありますが、単純なアクシデントによるもの、必然的なもの、が分かりやすいのでこの2つで考えてきます。

アクシデントによるものは、回避が難しく、運がなかったと言わざるをえません。

例えば、足を踏まれてしまったり、溝に足がはまり捻挫してしまったり、スポーツにより様々なアクシデントがあります。

では、必然的なものはどのようなことでしょうか?

  • 使い過ぎによるもの
  • 癖による動きの偏りによるもの
  • 柔軟性の低さによるもの
  • 身体の軸の弱さによるもの
  • 身体の使い方によるもの

単純にアクシデント以外のものが該当します。

疲労と休養のバランスが悪ければ、怪我をすることは当たり前です。右に偏ってばかりいれば、右に負担がかかります。柔軟性が悪ければ、衝撃を吸収したり逃がしにくなります。身体の軸が弱ければ、簡単に転びます。走り方が悪ければ、膝や足首に負担がかかります。

全て、回避できたものです。

怪我は、怪我自体によるパフォーマンス低下はもちろんですが、リハビリ期間中の運動制限、精神的苦痛など、当事者には様々な不利益があります。

競争社会における現代の子供にとっては、チャンスを失ってしまうことが、一番のリスクかもしれません。

プラスに考えて、足りない部分を補う期間と考えるなど、前向きに考えられれば良いですが、怪我が無いに超したことはありません。

成長期を爆発的な向上にする

まず成長とは、私なりの見解でご説明しますと、年齢を重ねるごとに自発的に上がる能力です。

小学生が、学年が上がるごとに足が速くなるということは、当たり前のことであり、それは成長によるものです。

骨格と筋肉が発達すれば、基本的には必ず能力は向上します。

成長以外のことで、足を速くすることが本当の足が速くなるということだとご理解ください。

その成長による向上を、2倍3倍と高めることがより将来性を引き上げることに繋がります。

成長期に伴い能力が低下する場合もある?

先ほどの説明からすると矛盾するのですが、実はこのようなケースは存在します。

  • 成長期に伴う柔軟性の低下
  • 急激な成長による感覚の不一致
  • 下半身と上半身の筋肉量のバランス

私が実際に個人指導をしてきた中で、最も多い足が遅くなる原因3つです。

成長期は、骨格が急激に伸びることにより、筋肉の柔軟性が追いつかなくなる、ことがあります。

成長期に柔軟性を高めていかないと、いつの間にか身体が硬い人になってしまうということです。

また、急激な成長により、夏休みに10センチ身長が伸びたなんてことも珍しくありません。

いきなり背が高くなってしまえば、重心の位置も変わるし、目線も変わります。

特に女子の場合は、生理的なことも重なり、別人のように感覚が変わることも少なくありません。

さらに、成長期は筋肉が急激に太く強くなってくる関係で、取り組んでいる練習内容によりますが、下半身が重くなっています。

もし走ってばかりで、上半身を鍛えていなければ、下半身ばかり強くなりバランスが崩れていきます。

具体的には、重心が下に引っ張られ潰れたような走りになる場合もあります。

足が強くなるということは、それだけ体幹部や上半身の筋力も強くないと、足に振り回されてしまうことになり兼ねません。

成長しているのに足が遅くなっていく人は、要注意です。

良い姿勢を作り、骨格の成長を促す

私は、足が速くなる体操をすることにより、身長を伸ばしやすくすることができると考えています。

根拠は、バレリーナです。

良い姿勢をとることが絶対条件の競技であり、足の方向、骨盤の傾き、背筋の通り、首の長さ、が優れていることは間違いありません。

身長が伸びる=骨格が成長する訳ですので、より正しい方向に骨格が伸びるよう手助けすることが、身長を伸ばすことに繋がります。

また、骨は刺激を受けることで成長を促しますので、成長期には積極的に運動することも大切です。

よく筋トレすると背が伸びなくなると言われていますが、医学的にはその逆です。

やってはいけないことは、過度に負荷をかけることであり、自身の体重で行う筋トレはむしろ積極的に行うべきです。

成長力を上げることは、なかなか得ることのできない貴重な副産物です。

実際に、成長期を終えた高校生女子が、柔軟性と姿勢を向上させたことにより、身長が5センチ伸びた事例もあります。

たまたまと言えば、そうであり、医学的に証明することもできないため、これ以上は言えませんが、何らかの因果関係がある可能性は十分にあります。


足が速くなる体操教室

指導内容は、教室の特性上、決められたプログラムで実施します。

個人に合わせた指導をご要望の方は、個人指導をお申し込みください。

対象者
小1~小6
中学生以上、参加可
未就学児、特例参加可(審査あり)
教室メニュー

1.準備
指導者の指示を聞いて、静かにお待ちください。

2.身体ほぐし(教室スタート)
身体を柔らかくする準備をします。

3.足が速くなる特殊な体操の練習
基礎から応用、リズムに合わせたコンビネーションまで行います。

4.遊びの運動
残り時間により、タイム計測や変わった運動する場合あり
開催日

第三土曜日
15:00~15:50

定員10名
参加料金
4000円/50分(税込)
※当日お支払い(お釣りがないようにお願いします)

指導場所について

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