二重跳びトランポリン 縄跳びトレーニングその9

2019年9月7日

今回は二重跳びをトランポリンの上でやっていくトレーニングです。

二重跳びと言うと、「高く跳んで縄に引っかからないようにしなくては」、という意識から「跳ぶ」方に捉われがちですが、ここで重要なのは逆に「着地」の方です。

初めはイメージが湧かないかも知れませんが、動画を参考にしながら理解を深めていってください。

でははじめていきましょう。

【足を速くする方法】身体を柔らかくして自動的に足が速くなる方法こちら

対象動画

「足の着き方」のトレーニング

二重跳びをする際に意識して欲しいことは、「着地が上手ければ、身体が勝手に上がって、勝手に降りてくる」ということ。

実際にトランポリンの上で試してみましょう。

トランポリンがないという方はなるべく柔らかな地面の場所を探してやってみてください。

 

基本の確認

・足は着くだけ

・膝を伸ばして足の裏全体が地面に着くようにす

・力を抜いて地面に着いた力で跳ね上がる

 

二重跳びのポイント

・高く飛んで空中の時間を稼ぐのはNG

・足の裏と地面の隙間を少し作るだけで、縄は繰り返し跳ぶことができると意識する

・膝を曲げて跳ぶと足裏と地面の隙間はできるが、継続的に速く跳び続けることが難しくなるのでNG

・「二重跳び早回し大会」では膝を曲げる人が多いが、足を速くする観点からは効果がないのでNG

・骨盤を意識して、身体をまっすぐに伸ばして跳ぶことを意識する

Hero's Skill
頭の位置がほとんど変わらないように練習していくことが大切です。足が速い人は、頭の位置は変わりません。

くの字ジャンプの練習

実際にポイントを守りながら、なるべく早く飛ぼうとすると、自然と身体が空中で「くの字」になってきますが、これはOKです。

「くの字ジャンプ」の姿勢については春の運動会シリーズの「おじぎ」の会で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。

 

くの字ジャンプのポイント

・頭の位置が変わらないこと(身体が浮かないことが重要)

・お腹を固定して、骨盤を中心に太腿を上げるイメージを持ち、膝を曲げること

・後ろに体重がかかり、身体が反らないように注意すること

・膝をリラックスさせて柔軟に曲がる状態にしておくこと(初めは伸びてもOK)

・ある程度慣れたら、ジャンプと同時に手を前に突き出す「くの字プッシュジャンプ」に挑戦 してみる

Hero's Skill
運動は、上手な人ほど疲れにくく、下手な人ほど疲れやすいです。疲れないで何度もできるように、挑戦しましょう。

ヒーローズスキルブログをご覧の方の80%がご覧になる記事ですので、必ずお読みください。
関連記事:身体を柔らかくして自動的に足が速くなる方法

まとめ

基本を守りつつ、跳ぶためではなく、速く走るための二重跳びのポイントを抑えなければならないため、最初は難しいかも知れません。

ポイントを踏まえて慣れてくるまでは、トランポリンなど地面が柔らかい場所で練習することをおすすめします。

身体(特に足)に負担がかかる練習であるため、疲れや怪我に繋がる可能性もありますので。

硬い地面で試すのは、フォームが安定してきてからにしましょう。

しっかり練習していきましょう。

動画で学びたい方は、こちらをどうぞ
関連動画:足が速くなる練習を動画で見る【YouTubeチャンネル ヒーローズスキルTV】

対象動画