怪我改善パーソナル指導〔膝痛〕
走ると膝が痛くなる、、、こんな経験ありませんか?
膝が痛くなる、ふくらはぎがつりやすい、など。
たくさん歩いたり、走ったり、非日常的なことを行うと、自分の癖の通りに、身体に痛みのサインが出るものです。
人の動きの癖は十人十色ですので、痛みがでる箇所は個人差があります。そのサインを無視していると、慢性的に痛みが出て怪我に繋がります。
積極的に身体を鍛えている方でしたら、ごまかすことは十分可能ですが、負担がかかってることに変わりありません。
今後、筋力の低下と共に痛みが出てくることは必然です。
負荷を力で守るのではなく、負荷自体を軽減し、さらに受け流す方法を身に付けることが大切だと私は考えています。
はじめに
膝に代表される関節痛は、局所的に負荷がかかるため発生します。中高年の方に良くみられる変形性膝関節症は、加齢に伴う筋力低下や消耗による軟骨のすり減りなどが原因です。
膝は、脚全体の中心部であり、もっとも走る時に使いやすい関節です。簡単に扱いやすいが故に、膝ばかり使ってしまい、慢性的な疲労をためやすいと言えます。
走り方による膝痛は、膝の下に痛みが起きやすいです。真下か外側か内側は、癖によるものが大きいです。
短距離選手のようなスピードや反発を利用する競技は、膝の裏にも負担が強くなります。球技スポーツで考えますと、膝の横側への負担が強くなり、膝周辺の靭帯損傷が代表的な怪我でもあります。
このように膝痛と言っても、様々で専門とする競技の特性と個人の癖で解決策を判断する必要があります。
プラスチックを例にするなら、何度も繰り返し動かし続ければ、いつか白くなって折れ曲がってしまいます。ゴムでも針金でも、そして筋肉や靭帯でも、過度の負荷をかけ続ければ、耐えられないということです。
関節ではなく、筋肉に対しても同じで、ふくらはぎばかり使ってしまう動きをしてれば、足をつりやすくなり、アキレス腱に負担のかかるような動きであれば、腱炎や断裂のリスクが高まるということです。
衝撃は分散させなくてはならないのです。
怪我をしにくい身体を作る、怪我の少ない走り方を学ぶ、この考えこそ、ヒーローズスキルの根源なのです。
足を速くすること=怪我の少ない走り
一つを正しく追えば、全てが繋がってきます。自分の身体を大切にし、長いスポーツ生活をおくれるように頑張りましょう!
こんな症状ありませんか?
- 階段を下りると膝が痛い。
- 歩くと膝が痛い
- 立ち上がる時に膝が痛い
- ジョギングで足を着く時に膝が痛い
- ジョギングで、ふくらはぎがすぐに疲れる
- 屈伸で深く曲げられない
- 走り終えると鈍痛が残る
- 膝回しの運動に痛みが出る
- 伸脚運動が痛い
- 前屈運動で局所的な痛みが出る
- ジャンプができない
- 足をつりやすい
上記のチェックリストに多く当てはまっている方は、既に局所的に負荷がかかりやすい状態にあるので、メンテナンスを行う必要があります。
なんで局所的に痛みがでるの?
痛みは、身体の危険信号です。
例えば、膝に負担のかかる、その場でジャンプをして、膝を前に出すような着地を繰り返し行っていると、暫くすると膝に違和感を感じてきます。
身体の重心と関節の位置が前後に離れすぎると、負担も大きくなりやすいです。
腰が丸くなったスクワットや膝が前に飛び出たスクワットなど。
膝痛、ふくらはぎがつりやすい、アキレス腱が痛みやすい、人の特徴
最後に
こちらをご覧いただいている方のほとんどの方が、運動中の膝などの関節痛やその他筋肉の痙攣や痛みに悩まれているのかと思われます。
本来であるならば、痛みが出るような無理な動きを改善してから、ジョギングしたり走ったりするものです。ですが、走り方、歩き方に、具体的な定義はなく、速く走れればよいという風潮が一般的です。
私は、負担のかかる部位をケアしたり、治したりすることはできません。この範囲は、医者や理学療法士などが、得意とする分野です。
トレーニングにより、負担のかかる部位を強化する、これはトレーナーの分野です。
こちらは私も可能です。
ですが、私本来のアプローチは、この二つに属しません。
何故かというと、そもそもの歩き方や走り方を改善し、痛みが出にくいように変えてしまうからです。
いくら治したり、強化して、痛みが出なくなったとしても、動き自体が負担になっていることには変わりありません。動きの根本を直す過程で、初めて強化が必要なのかケアが必要なのか、わかるのです。
痛みは、危険のサインです。
軽視せずに、深く考えましょう。