陸上クラブを探している人必見!知っておきたい怖い実話5選

2019年5月23日

陸上クラブに所属し、毎日頑張っていますか?

それともこれから陸上クラブをお探しですか?

全国大会に出場したい、リレーの代表に選ばれたい、この子にだけは負けたくない、など各々の理由からお子さんが上を目指していることでしょう。

中には、親同士の勝負もあり、あの子には負けられないと、躍起になっている方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、陸上クラブに所属している子供の足を守るための大切なことが書かれています。

 

私のクライアントの実話、クライアントから聞いたクラブ内の実話、を元に書いていきます。

これは全て実話ですので、そうならないようにするために、今何ができるのかを考えて頂ければ幸いです。是非この実話を反面教師として、お子さまにお役立てください。

 

陸上クラブ所属の子供の親へ

今を頑張ることよりも、未来を頑張れる準備をすることが、小学生には大切です。(中学生も)

 

小学生で全国大会に出場し、100mで、小6男子なら11秒台、12秒前半、小6女子なら12秒台、13秒前半、など出すことが出来ればきっと全国大会でも活躍できるはずです。

もちろん簡単ことではなく、各都道府県1名しか出られず、狭き門です。

その代わり達成感は言うまでもなく、苦しい努力と引き換えに素晴らしい経験をすることができます。

小学生で運動を本気でやると、集団行動や礼儀作法など、スポーツでしか得られない忍耐力などを学ぶことが出来ます。

運動をやってきた子供は、厳しさ強さが自然と身についてきます。

この点は、陸上の厳しい競争の中でしか、身に付けられない貴重なものと言えます。

 

ですがその反面、小学生からそのような競争は早すぎるのではないかという懸念もあります。

本気で上を目指すことに没頭してしまい、スポーツ本来の楽しむことを忘れてしまうことが良くあります。

保護者においても顕著にみられ、自分の子供がなかなか上位に入れないことを、自分のことのように悔しがり、結果的に子供に負担をかけてしまいます。

気持ちはわかりますが、まだ小学生であるということを忘れてはいけません。

 

そもそも小学生は、骨格も筋肉も発展途上であり、特に月齢が低い子供にとっては、競争に勝ち残れる準備そのものも遅れています。

現に小学生の全国大会に出場する子供のほとんどが、4月5月生まれなどの報告もありますので、同じ土俵で戦うには早い子供が沢山いるということです。

 

私は、小学生で結果を残すために頑張りすぎて、中学生で追い抜かされて、悩み苦しむ子供を沢山みてきています。

このことは、中学生においても言えることで、高校で伸び悩むことに同じように繋がります。

本気でやるなという訳ではなく、無闇に走り込みばかりせずに、年齢に適した方法で伸ばしてあげることが大切だということです。

 

陸上クラブの怖い実話

ここからは、実話をありのままに記載します。

ただ単に皆さんを怖がらせたいわけではなく、そうならないように考えて欲しいという願いを込めています。

私のところにきた小学生のクライアントには、親を含め必ずお話する内容です。

 

陸上クラブの実話1

都内にある有名な陸上クラブ出身で、小6で全国優勝を果たします。

中学で陸上を続け、1年次は2位、2年次は入賞せず、3年次は都大会出場ならず。

高校では、弱小レベルになり、ベスト記録は中学2年生の記録のまま。

 

このような経験をされている方は、かなり多くいるはずです。

周りから見れば、早熟だったのか?と思われますが、それだけではありません。

小学生という成長期に、反発の高い陸上競技場でハードな練習を摘み過ぎたことが原因です。

小学生の身体は、まだまだ脆く弱いです。

遊び程度なら許されるものの、本気になって高校生と同じようなメニューをやることは無謀です。

小学生や中学生で、ハードな練習を積めば強くなることは当たり前です。

理由は、脚力がつくからです。

ただそれは、もっときれいで効率的なランニングフォームを身に付けてからの話です。

そうでないと不適切なフォームによる不適切な筋肉が強くなっていきます。

前ももやふくらはぎが異常に発達している足は、力に頼った動きをしている可能性があります。

 

陸上クラブの実話2

小学生で常に県代表、上位の実力ながら、怪我に泣かされ、中学では練習もままならないように。

非常に頑張り屋で、足が痛くても無理して走ってしまう、そんな日が数年続いていました。

 

まず第一に小学生で、怪我をして走れないという経験をしてはいけません。

ここで言う怪我は、アクシデントによるものではなく、走る練習において発生した怪我をいいます。

全力で走って、肉離れしたとか、走りすぎて疲労がたまり関節が痛くなったなどのことです。

このような状況になった場合、陸上クラブが制止をかけなくてはなりません。

ただこの陸上クラブは、クラブの実績のために競技会のリレーに参加させることをやめませんでした。

 

クラブ実績は、営業に関係するため気持ちはわかりまが、子供の足を守ることは第一優先です。

このような練習を続けた結果、中学生2年生の時には、上位大会に出られないレベルになってしまいました。

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