ちょこまか走りを直せ!ストレッチだけで足が速くなるって本当!?

2019年5月23日

スポーツにおいて足が速くなるって、本当に大切ですよね。特にサッカーや野球などの球技を専門的にやっていると、監督に比較されたり、セレクションで評価されたりと、足が速いというだけで何かとプラスが多いのが現状です。これは、プロの世界でも同じことで、同じセンスなら足が速い方を試合に使うのは当たり前のことです。

足が速くなるということは、生き残るためにはもはや必須事項ともいえる能力です。

 

さて足が速くなる価値をお分かりかと思いますが、実はストレッチだけで、足が速くなるってご存知でしたか?この記事では、ストレッチの効果はもちろんですが、なぜ体が硬いと損をするのかを解説していきます。

ストレッチの絶大的な効果を学び、より上のスポーツライフを送りましょう。

動画で学びたい方は、こちらをどうぞ
関連動画:足が速くなる練習を動画で見る【YouTubeチャンネル ヒーローズスキルTV】

足が速くなるために必要なことは?

足が速くなるためには、簡単に説明すると、大きく速く動かす必要があります。

大きく動かすということは、関節を大きく動かすことと同じで、柔軟性が必要です。
関節周辺の筋肉を柔らかくするには、皆さんがご存知のようにストレッチをすることが大切です。

ですがただ闇雲にストレッチをするだけでは、速く走るための筋肉は柔らかくなりません。

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体が硬いことによる影響とは

体が硬いという事は、足が速くなることにおいてものすごく悪影響を及ぼします。

ここでは大きく3つに分けて考えていきます。

大きく走ることができない

大きく走ると言うことは、無理やり跳ぶように大きく走るわけではなく、自然と大きくならなくてはいけません。

足が上がりやすいことはもちろんのこと、足が前後に大きく開くことも重要な要素です。
そのためには関節が大きく動く必要があるため、関節の動きを良くしなくてはなりません。
関節の動きを大きくするには、先ほどもお話したように、ストレッチをすることで、関節周辺の筋肉を柔らかくする必要があります。

体が硬いと大きく動かそうとしても、なかなか動いてくれません。
仮に無理やり大きく動かそうとしても、他の部分に負担がかかり、不自然な動きや逆に小さな動きになってしまうこともあります。

体が硬い場合は、無理して大きく動かそうとしない方が、良いケースがほとんどです。

 

特に足が速くなるには、骨盤周辺の筋肉を柔らかくする必要があり、そうすれば足が大きく回るように動かすことが可能です。

この回るような感覚が非常に大切で、意識的に起こすことはまず無理です。

少々専門的ですが、自然走れるような身体を作る、つまりストレッチすることと繋がる訳です。

[talk words="身体の硬い人、柔らかい人、面白いほど走りは違います。硬い人はチョコマカと柔らかい人はグングンと勝手になります。子供には顕著に表れ、その経験を元に成長していくため、早期に大きく動かせる状態にすることが大切です。" avatarimg="https://herosskill-run.com/wp-content/uploads/2017/09/DSC_5545.jpg"]

怪我をしやすくなる

体が硬いという事は、筋肉そのものの柔軟性が低いと言う事ですので、怪我のリスクも高まります。

筋肉や関節が無理な方向に動いてしまったり、大きく引き伸ばされることにより、その可能性は上がります。
もし柔軟性が高ければ、力を逃してくれることにもなりますし、伸びすぎても柔軟性によって守ってくれます。
筋肉自体の柔軟性だけではなく、関節が柔らかく動いてくれると言うことは、衝撃の吸収の役割をしてくれるので、体への負担も少なくなります。

 

体が硬いことはマイナス面がとても多いので、できる限り早めに改善したいところです。

[talk words="捻挫は、股関節が柔らかい人はなりづらいことをご存知ですか?もし足首に体重がかかりそうになった時に、お尻側で逃がしてくれるからです。怪我をしやすい人は、やはりストレッチが必要ですね。" avatarimg="https://herosskill-run.com/wp-content/uploads/2017/09/DSC_5545.jpg"]

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正しい姿勢を作ることが出来ない

どんなに足が大きく開き、前にでたとしても、姿勢が悪くては最大限の力を発揮できません。


足を大きく広げても、無理やりやってしまうと、背中が丸まってしまったり、膝が曲がってしまったりと、どこかに必ず歪みが生じます。
上げてる方が上がっているように見えるけれども、実は他の部分が折れ曲がっていることで実際には上がっていないというケースはよくあることです。


例えば、低い姿勢でスタートをしたい場面があったときに、体が柔らかければ無理なく低い姿勢で構えることが出来ます。

実際に試してほしいのですが、気を付けして、腰が丸まらないようにお辞儀をしてください。

この時、腿の裏が硬すぎると、すぐに腰が丸くなってしまいます。

体が硬いということは、低い姿勢を維持することすらできないため、走り出してもどうしても背中が丸まってしまったり、腰が入らなかったりと思うように力が発揮をすることが難しくなってしまいます。

このようなケースは、無理やり低い姿勢を維持することは得策ではありません。
それだけ正しい姿勢を維持するということは、関節の柔軟性が高くなくてはならないため、足が速くなるにはストレッチが必要だということがお分かりだと思います。

[talk words="柔軟性により、理想のフォームが作れないことはよくあることです。現状の身体の柔らかさに合ったフォームで我慢するしかありません。無理やりやろうとしても、身体がやらせてくれませんので、やはりストレッチをしなくてはなりませんね。" avatarimg="https://herosskill-run.com/wp-content/uploads/2017/09/DSC_5545.jpg"]

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